ヴォクシー設計になっているフロアマットとは

ヴォクシー設計になっているフロアマットとは

【ヴォクシー専用のフロアマットって?】


 


■ミニバンのフロアマットは極めて複雑


 


車のフロアマットは、ごく普通にカーショップでも売られていますが、セダンタイプの乗用車はともかく、ヴォクシーのようなワンボックスやミニバンでは、文字通り、そうは問屋が卸しません。


まず普通に考えて、ヴォクシータイプのワンボックスでは、シートアレンジが極めて複雑。スライドするし、回転するし、フルフラットにもなります。


パーツとしては、ヴォクシーの場合、前×3、後部・前後×2、サイドステップ用×2の計7枚で構成されますが、カッティングは極めて複雑。さらに純正でも、(ヴォクシーの場合)寒冷地仕様とそうでない物では、リアシートヒーターの吹き出し口があるので形状が異なります。


ですから、そのへんのカーショップでテキトーに‥‥‥とはいきません。


 


■純正でも4種類


 


トヨタ純正のヴォクシー用フロアマットは、デラックスタイプとラグジュアリータイプとがあり、価格も1万円ちがいます。


これは形状のちがいと言うよりも、毛足の長さで、直訳の通り「豪華さ」のちがいです。


これに寒冷地仕様と、一般用で4種類があることになります。


純正以外で販売されている物では、寒冷地仕様は兼用されている物が多いようで、これを意識する必要はありません。


もちろん、ヴォクシーの多様なシートアレンジに対応した「専用」として販売されています。ヴォクシー以外の車種には合いませんし、他の物を代用もできません。


ヴォクシー設計になっているフロアマットとは

■ミニバンにおけるフロアマットの役割は重要


 


ヴォクシーのようなミニバンタイプ、ワンボックスタイプの車では、普通の乗用車に比べて、その役割は重要です。


まず、トランク部分のないワンボックスタイプでは、その広大な面積が道路からのノイズを受けるので、これを吸音する役目があります。


正確なデータはありませんが、純正でもデラックスタイプとラグジュアリータイプでは、走行時の静粛性が異なるはずです(むろん、毛足の長いラグジュアリータイプの方が静か)。


乗用車と異なり、1列目のシートから、後部座席、もしくは最後部座席までの距離はかなりありますので、ワンボックスにおける静粛性は重要です。


純正以外で販売されているフロアマットでも、静粛性のことを謳っている物が多いようですが、これはうなずけます。


 


■フロアマットでインテリアが変わる


 


もうひとつの役割は言うまでもなくインテリア性。


ヴォクシーのようなワンボックスでは、なんと言っても室内空間が広いですから。それはセダンタイプの比ではありません。


広い室内におけるフロアマットの与える影響は大きく、それは一般の住居のジュウタンと同じです。


明るい色にすれば、室内の雰囲気は明るく、落ち着いた色にすれば、室内全体がシックになります。特に、広大な後部座席では顕著です。


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■価格はさまざま


 


面積が広く、形状が複雑ならば、価格も当然高くなるのはいたしかたないところ。


こと純正で比較するなら、たとえばプリウスのフロアマットの価格より、かなり良心的とさえ言えます。


純正以外のヴォクシー用フロアマットでも、これに従っているので、同じことが言えます。


前述したように、一般のセダンタイプの乗用車と比べて、その役割は重要ですから、納得はできるでしょう。


 


当たり前のことですが、ヴォクシーのようなミニバンタイプには、サイドステップ(後部座席に乗り込むためのステップ)がありますから、純正でも、純正以外でも、必ず同じパターンでセットになっています。


いわば、家で言うところの玄関口=玄関マットというところでしょうか。


 


■フロアマットを選ぶポイント


 


ヴォクシーのようなワンボックスでは、とにかくフロアマットでインテリアの雰囲気はガラリと変わります。


逆に言うと、住宅とは異なり、壁面・天井を変えるのはなかなか難しいですから。最も手近で安価な「模様替え」と言えるでしょう。


しかも、その影響は、想像以上に多大です。