車のフロアカーペットによく使われる生地とは

車のフロアカーペットによく使われる生地とは
車のフロアカーペットによく使われる生地とは

車のフロアカーペットが担う最も大切な役割


新車のときにはほこりひとつない状態だった室内も、長い間使い続けているうちにはだんだんと汚れが蓄積していくものです。でも愛車の車内は自宅とおなじ、いつもきれいにしておきたいという人にとって車のフロアカーペットというのはとても大切な存在です。なんといってもフロアカーペットの最大の役割は外からの汚れを一手に引き受けることです。どんな環境で乗るか、常時乗るのは何人くらいで、どんな年代が多いかといった条件にもよりますが、外から車内に乗り込んだときに靴についた汚れや雨水などを一手に引き受けてくれるのがフロアカーペットです。


フロアカーペットに求められる機能と適した素材


愛車に乗るときには汚れ防止のために靴を脱いで土足禁止の状態にしているという人もいますが、一般的には外を歩いた状態のままで車に乗り込むため、泥や砂、時には車内での飲食の食べこぼし、靴の裏についた様々な汚れなどによって車の床部分を直接汚すのを防ぐ役目をフロアカーペットが担います。そのため汚れに強く、靴や傘などの刺激に対しても耐久性の高い素材で出来ていることが求められます。そうした役割を担うためにフロアカーペットは撥水性が高くさらに安全性を考えて防炎加工などが施されている織物や不織布、ゴム、塩化ビニールなどの合成樹脂、さらにこれらの複合素材などが使用されています。


車のフロアカーペットによく使われる生地とは

車内のインテリアへのこだわり


フロアカーペットには車本体の床部分を様々な汚れから守ってくれる役割以外にも、愛車の車内インテリアへのこだわりから、よりデザイン性の高いものなどを使用する人も少なくありません。室内の印象をよくし、インテリアに統一感を持たせたり、足元にアクセントをつくるために様々なデザインや色彩のものも市販されています。無地だけでなくチェック柄などのおしゃれなデザインのものをはじめ、色彩豊かでカラフルなビビットカラーのものなども多く、私用する人の好みに合わせて様々なデザインの中から自由に選ぶことが出来ます。けれども人気の高い車種の純正品のフロアカーペットには意匠権が設定されているケースも多いため、シートのデザインなどは勝手に模倣することが出来ないものもあります。種類によって表面の毛足の長さなども様々なものがあり、毛足の特に長いじゅうたんのようなふかふかしたタイプのものもあります。


 


車のフロアカーペットによく使われる生地とは

運転者の安全を大切にした使い方


様々なデザインのそろったフロアカーペットですが、運転席に使用するときには特にその安全性を確保できることが何よりも大切です。近年は事故防止のために純正のフロアカーペットはフックで固定して使用するものがほとんどです。これはカーペットが運転中にずれてしまい、アクセルペダルやブレーキペダルに挟まったりして運転操作を誤るのを予防するため取り入れられたものです。しかし、その上に固定せずに別のカーペットを敷いてしまうと、せっかくメーカーのほうで安全性の高い仕様にしてくれていても意味がなくなってしまいます。二重にカーペットを敷くことは安全性の面で問題がありますが、純正品ではないものをこだわりで使用する場合には必ず安全設計になって安心して使用できるようになっているかどうかを十分確認してから購入することが大切です。


フロアカーペットは車内を汚れから守るだけでなく、車内のインテリア性を高め高級感を演出するなど様々な目的で使用されます。しっかりとした縫製で耐久性が高く、摩擦によって繊維ほつれの少ない繊維を使用したもので、タバコの火を落としても燃え広がらない難燃性や耐薬品性なども求められます。そして清潔な状態を保つために、マット洗浄機や洗剤などによる洗浄が可能な素材で出来ていることが大切です。